内臓を休ませて、体の疲れをとる

2018年7月23日

食べすぎて胃が疲れていませんか?内臓を休ませて、体の各機能のメンテナンスをしましょう。

食べすぎは内臓に負担をかけ、体調を崩すもと

現代人の体の疲れはなかなか取れない大きな要因のひとつが「食べすぎ」です。現代の食事は、食習慣の欧米化で高たんぱく・高脂肪になりがち。

しかし、このような食生活は、日本人が本来体質的に備えている消化酵素などの働きとマッチしていません。そのため、消化・吸収・代謝などを行う内臓を疲れさせます。
しかも、摂取エネルギーを代謝させるために必要なビタミン・ミネラルもますます消耗され不足気味になります。

それなのに、疲れたから体力をつけなければと、ますます食べているから問題なのです。その結果、内臓はフル稼働でクタクタ。さらに疲れやすい体になってしまいます。

現代人の食生活の問題点と改善ポイントをまとめてみましょう。

高たんぱく・高脂肪の食事

高エネルギー食の過剰摂取が内臓の大きな負担になります。
→食事量を1割減らし、低エネルギーの和食中心にしましょう。

朝食抜き・深夜の食事

朝食を抜くと脳が栄養失調になり、深夜の食事は胃や腸が疲弊します。
→毎食朝食をしっかり摂り、夕食は就寝の3時間前までに摂るよう心がけましょう。

ながら食い・早食い

かむ回数が少なくなり、無意識のうちに食べすぎにつながります。
→ゆっくりと時間をかけて、食事を楽しむ気持ちを持ちましょう。

「プチ断食」で内臓を休ませ、体の各機能のメンテナンスを

弱った体内の組織や細胞の修復には、ビタミンやミネラル、たんぱく質を分解する酵素などが不可欠です。
しかし、内臓が働きづめだと、その多くが消化・吸収活動のために優先的に使われてしまい、修復に回ることができません。

そこで週末などに、「プチ断食」をしてはいかがでしょうか。

それまで消化に費やされたビタミン・ミネラルや酵素を修復に回ることができます。こうしてはじめて、弱った免疫力は正常に戻り、また、ホルモンの分泌リズムが安定し、自律神経のバランスも整います。
しかも、余分な栄養が入らないので、血管内の血液浄化や、ダイエット効果も期待できます。

しかし、断食といっても、何も食べないわけではありません。必要なビタミン・ミネラルは、野菜ジュースなので、きちんと補給します。

まずは、週に1日、以下に紹介する手作りジュースを参考に、「プチ断食」にトライしてみませんか。