どう考える?
教職員の医療保障
教職員の皆さまは、たいてい医療保険(共済)に加入しているのではないでしょうか。
しかし加入時に、その保障の必要性や保障額をしっかり吟味しないと、長期に渡って不要な保障に掛金を払い続けることにもなりかねません。
これから保険(共済)に加入する方も、すでに加入している方も、ご自分にあった保障について考えてみませんか。
目次
教職員の健康保険制度は充実している
教職員の方が加入している公的な健康保険制度※は、国民健康保険などに比べて充実しているため、「保険診療部分」、いわゆる「保険のきく診療」の個人負担はとても軽いということをご存知ですか?
- 公立学校共済組合、日本私立学校振興・共済事業団、文部科学省共済組合
3割の自己負担部分に対しても、一定の限度を超えたときには払戻金がありますし、高額療養費算定基準額を超えたときはその超えた分が高額療養費として支給されます。

- 一般的な所得(標準報酬月額53万円未満)公立学校共済組合員の場合/2024年3月時点の制度内容
たとえば同じ月に同じ医療機関で合計100万円の医療費がかかった場合、教職員の場合は自己負担が25,000円程度ですむのです。
ですから健康保険が適用される医療費については、心配する必要がほとんどないといえます。
それでも医療保障が必要なワケ
上記で述べた通り、教職員の医療費の自己負担はかなり軽いものです。
だったら健康保険だけで十分、わざわざ医療保険(共済)に加入する必要などない、という考え方もあります。
しかし実際に病気やケガで入院したとき、すべての費用が健康保険の対象となるわけではありません。また、月またぎの入院・治療になると、医療費の計算はリセットされるので注意が必要です。

たとえば差額ベッド代は健康保険の対象外ですし、レンタルパジャマを利用すればその費用や、洗面用具などを一通り用意する費用、テレビカード代、家族の見舞時の交通費、友人・親戚などからのお見舞いのお返し等々さまざまな費用が医療費とは別にかかります。
入院時の食事代の一部(1食あたり490円)も個人負担となります。
そして、ぜひ考えておきたいのが「先進医療」についてです。
- 「先進医療」について詳しく読む
- 診療にはすでにご説明した「保険診療」以外に「自由診療」、いわゆる「保険のきかない診療」があり、原則としてこの両方を組み合わせること(混合診療)は認められていません。
しかし「先進医療」の場合は「保険診療」ではありませんが例外的に混合診療が認められており、先進医療の技術料は全額自己負担、通常の治療と共通する部分の費用(診察・検査・投薬・入院料等)は保険診療となるのです。では先進医療とはどのようなものなのでしょうか。
これは厚生労働大臣によって定められた高度な医療技術を用いた療養のことで、今後公的医療保険を適用するかどうか、その有効性や安全性を定期的に評価していくものです。
そのため先進医療とは固定のものではなく、対象となる技術は変化していきます。また、先進医療はその医療を実施するのに適した医療機関であるかどうかも審査されるため、技術によって多くの医療機関で受けられるものと、わずかな医療機関でしか受けられないものがあります。
遠くの病院で治療を受けることになれば、交通費や家族の滞在費などの負担も大きくなりがちです。
先進医療の種類や、具体的な技術などは、厚生労働省のサイトをご覧ください。
このようにいろいろな個人費用の発生や、より高度な医療を受けたいと思った時の備えとして、医療保障が必要となってきます。
医療保険(共済)は入りたいときに入れない!?
私たちが医療保険(共済)に入りたいと思うのは、実際に病気をしてからではないでしょうか。
ですが一般的な医療保険(共済)は、健康なうちでないと加入できません。
生活習慣病などにかかってしまってからでも加入できる商品もありますが、一般的に割高となります。ですので「転ばぬ先の杖」、健康なうちに加入しておくのが大切です。
教職員の方ならば、入院1日あたり5,000円程度、手術や先進医療等の保障を用意しておけばまずは安心といえるのではないでしょうか。
教職員共済の医療共済で備える
教職員共済の医療共済で、入院日額5,000円(ガンによる入院は2倍保障!)に、手術特約、先進医療特約、それと退院後の療養・通院費用に役立つ退院後療養特約をセットした場合、40歳以下の方なら月掛金は1,672円!





41歳~65歳でも2,402円。再任用期間も、現職世代と同じ掛金でご利用いただけます。
また、ご退職後も90歳まで契約を更新できるので安心です。(掛金は66歳以降も段階的に変更となります)
- 医療共済のポイント
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- 日帰り入院から保障。ガン入院は2倍保障&日数無制限
- 共済金を受け取っても契約更新OK!
- 退職後も安心!90歳までご継続いただけます
- 24時間電話健康相談サービスを無料でご利用いだたけます!
- 教職員本人の契約があれば、配偶者・お子さまも加入できます!
(お子さまの加入には条件があります)
このほか「長期入院」「ガン診断」「生活習慣病」「女性特定疾病」特約があります。必要に応じて検討してみてください。
特約は、基本契約の口数以内で自由にセットできます。
臨時採用、非常勤、再任用等を含め、
職域にお勤めの方なら
どなたでもご利用いただけます!
(退職後も総合共済を除き、ご利用いただけます!)




- ご契約にあたっては必ずパンフレットおよび重要事項等説明書(契約概要・注意喚起情報)をご覧いただき、制度内容をご確認ください。