アロマで心をセルフケア

2013年10月9日

芳香療法(アロマテラピー)という言葉があるように、香りは、心の働きに大きく作用します。
ここでは香りを手軽に日常生活に取り入れる楽しみ方をご紹介します。

植物の香りの働きを生活に取り入れる

精油(エッセンシャルオイル)は、ハーブやフルーツなど植物の花、葉、果皮、樹皮、根、種子などから抽出した天然の芳香物質です。わずか1滴を抽出するために、バラなら約50本が必要というくらい、その成分が凝縮されています。
アロマテラピーはこの精油の香りをかいだり、トリートメントなどに利用することで、心身のリラクセーションやリフレッシュに役立てることを目的とした自然療法です。実に200種類を超える精油があって、ストレスを和らげたり、快活な気分にさせるなど作用もさまざまです。

ここでは、代表的な精油の組み合わせをご紹介。時間帯にわけて「元気が出る香り」「リラックスできる香り」のブレンドを取り上げています。

香りの働きかたには個人差も

もっとも、香りは記憶とも密接につながっていて、人によって感じ方や作用には個人差があります。一般にはリラックス効果を促すとされるラベンダーですが、その香りをかいで、元気が出るという人もいます。

専門家に相談するのもよいですし、少量の精油が10種類程度セットになった精油キットも販売されていますので、そのなかから気に入った香りを見つけるのもよいでしょう。

手軽なハーブをお茶や料理に

香りを楽しむということなら、ハーブも手軽でおすすめです。乾燥させたものをハーブティーやハーブバスにしたり、お庭やプランターで栽培するのもおすすめ。収穫したての生ハーブでティータイムやお料理が楽しめるのは、ちょっとしたぜいたくです。

監修/リラクセーションルーム アンジェ代表 細畠実佳 さん