休日① vs カタカナ(和製)英語

2019年2月21日

何気なく使っているカタカナ(和製)英語、実はネイティブに通じないかも!?
設問の中にある単語は、カタカナ英語か本当の英語か、分かりますか?

問題

①~③の単語は、カタカナ英語でしょうか。それとも本当の英語でしょうか。

 

週末の午後、①オープンカフェに足を運ぶ。

「甘いものといえば②シュークリームでしょ!」

週に一度の自分へのご褒美だ。

飲み物は③カロリーオフの炭酸飲料で決まり!

体への気遣いは忘れない、あん子であった。

 


 

答え

①オープンカフェ ⇒カタカナ英語

通じそうで通じない、日本独特の言い回し。
正しくはsidewalk cafe。

オープンカフェを英語で言う場合は…―――
Let’s have some coffee at a sidewalk cafe there.
(あそこのオープンカフェでコーヒーでも飲もうよ)

 

②シュークリーム ⇒カタカナ英語

正しくはcream puff。
洋菓子の定番シュークリーム、実は英語ではshoe cream(靴のクリーム)となり全く違う意味に!

シュークリームを英語で言う場合は…―――
This is the best cream puff ever!
(これは今までで最高のシュークリームだ!)

 

③カロリーオフ ⇒カタカナ英語

残念ながらこれも通じない。
海外で“カロリーオフ“の飲料や食品を探す時は、”low calorie”(低カロリー)の表示を探そう。

カロリーオフを英語で言う場合は…―――
Oh, he only buys low-calorie foods.
(ああ、あいつは低カロリー食品しか買わないんだ)

著者プロフィール

(株)アクト 英語カリキュラムマネージャー 新居孝洋

ソニー、SUBARUなどの大手企業を中心に300以上のコース・カリキュラムを企画・作成。一人でも多くの“英語難民”を救うべく、救済活動に精を出す。現在、ICTツールと英語研修融合の可能性を模索中。
米国ワシントン州立大学大学院修士号(特殊教育/バイリンガル教育)取得。日米双方の教育分野で知り得た知識・職務経験を活かし、“日本人“英語の問題を紐解いていく。