2015年度事業報告・2016年度事業計画について

2016年7月27日

2016年6月29日、東京・ラポール日教済で教職員共済の第133回通常総代会を開催しました。今総代会において、「2015年度事業報告に関する件」、「2015年度剰余金処分の件」、「2016年度事業計画設定に関する件」、「2016年度役員報酬額設定および役員退任慰労金支給承認の件」、「役員補欠選挙の件」等が、それぞれ提案通り承認されました。

2015年度事業報告

2015年度は、創立50周年の年度として、「2014-2018 年中期経営計画(NEXT50 1st Step)」にもとづき組合員拡大のために認知度向上の取り組みを行いました。
2015年4月より新しい「ブランドロゴ」、「共済ロゴ」の使用を開始し、イメージキャラクターの「あむりん」を中心とした広報活動により、教職員共済の認知度の向上、ブランドイメージの確立に努めました。さらに組合員数の拡大に向け、総合共済のみの加入者に他の共済加入もお勧めする「安心プラス1運動」や組合員による共済推進活動として「共済紹介キャンペーン」を実施しました。

その結果、総合共済、団体生命共済、交通災害共済、年金共済、終身生命共済は、新規加入が前年度比増となりました。特に総合共済は、制度改定された2011年度以降5年連続で前年度実績を上回りました。
財務の状況については、総資産が8,225.2億円から8,466.3億円となり、損益については、正味受入共済掛金、正味支払共済金とも増加。経常剰余金は56.0億円となりました。

2015年度は2014 年度に引き続き、火災共済、団体生命共済、医療共済で利用分量割戻を行います。割戻金は掛金100 円につき、それぞれ5.3円、9.0円、11.9円です。

詳しい決算概況につきましては、ディスクロージャー誌をご覧ください。

2016年度事業計画

「2014-2018年中期経営計画(NEXT50 1st Step)」3年目にあたる今年度は、教職員共済の認知度の向上に取り組んだ2年間の成果を踏まえ、組合員の皆さまからのさらなる「信頼」を獲得するよう努めます。さらに昨年度に引き続き、「安心プラス1運動」、「共済紹介キャンペーン」、「共済わくわくキャンペーン」など、組合員の皆さまの参加による共済推進活動を展開し、組合員数の拡大を目指します。
また今年度より、職域(教育関係事業)に対する独自の社会貢献活動として、教職員とそのお子さまに参加いただく「高田松原再生プロジェクト」の体験学習会を実施します。