寄付等

教職員共済は、「人と人が支えあう豊かな社会」を実現するための活動を支援することを基本に据え、社会貢献活動を行っています。

2024年度は6団体、7事業に助成を行いました。

団体名 事業名・事業概要 助成金額
学校法人
日本社会事業大学
自然との共生と多文化共生に貢献できる社会福祉人材育成と国際交流事業
-先住民や移民のニーズに対応できるソーシャルワークの検討-
150万円
本学教員、学生及び福祉現場職員と共に、アジア太平洋地域の大学研究者、現地の社会福祉施設・機関の職員及び当事者と協働し、社会福祉研修及びワークショップを計画・実施し、相互の実践的・知的交流を通じて、持続可能な開発目標(SDGs)と多文化共生社会の構築に貢献できる福祉人材育成等に寄与する。
日本社会事業大学専門職大学院 福祉実践フォーラム
「災害ソーシャルワークの未来 ~災害時支援の連携協働と平時のあり方を考える~」
50万円
東日本大震災は阪神・淡路大震災をはじめとする、それまでの大災害を超え様々な課題を表出させ、また原発事故による避難生活や災害公営住宅における孤立死など未だに被災後の影響を受け続ける人たちもいる。福祉分野においては災害ケースワークの取組みや災害福祉支援チーム(DWAT)の養成と派遣、災害福祉支援センター構想など多職種連携による新たな支援が展開されつつあるが、一方で能登半島地震では長期遠隔地避難や仮設住宅等への生活支援の遅れなど繰り返し改善されない課題も見受けられる。本フォーラムではこれら課題がなぜ繰り返されるのかを確認しつつ、多職種連携により展開される災害ソーシャルワークの取組みと、そのために必要な平時のあり方について考えていく。
公益財団法人
日本障害者リハビリテーション協会
障害児・者の教育と、障害者リハビリテーションの専門領域の連携と実践について考えるシンポジウム 250万円
障害者リハビリテーションに関わる専門領域の包括的・分野横断的な連続性と融合について、障害児者の教育に焦点を当て、障害者権利条約が求めるインクルーシブ教育の考え方と、わが国でこれまで培われてきた専門性と実践を踏まえながら、改めて考えるシンポジウムを開催する。
社会福祉法人
日本点字図書館
視覚障害者の情報収集支援事業 200万円
点字図書・録音図書の製作及びインターネットによる配信
社会福祉法人
日本介助犬協会
犬を介した障がい児者・被虐待児の支援における海外先進事業の国内導入・普及へ向けた基盤づくり 150万円
犬の介入活動による障がい児者のサポートや被虐待児の精神的ケアについて、海外の先進事例やノウハウを積極的に取り入れ、国内での実施・普及を目指します。また、犬による介入へのニーズの高まりを受け、活動を安定的・継続的に行うための体制強化を図ります。
社会福祉法人
視覚障害者支援総合センター
視覚障害への理解・促進の啓発図書(活字図書)のPDF化による情報提供事業 100万円
センターが発刊した視覚障害への理解・促進するための啓発図書の中で、やむを得ず廃刊した図書の中から一部を選定し、継続的に供給できるようPDF化する。
特定非営利活動法人
地域共生政策自治体連携機構
若者が自分の“カラダ”をよく知るための「プレコン」教育教材作成事業 100万円
若者が将来のライフデザインを描くうえで貴重な情報・知識となると考えられるプレコンセプションケアについて、わかりやすく楽しく学習できるリーフレット及びその講習に役立つ教材類を作成し、提供する。
助成金贈呈式には、介助犬PR犬「ブルーナ」も参加してくれました!